心理学の研究から学ぶ、夫婦円満のコツ5つ|今夜からできる小さな習慣

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結論から。夫婦関係の心理学研究には、何十年も夫婦を観察して見えてきた「うまくいく夫婦の共通点」がいくつかあります。この記事では、代表的な知見を「今夜からできる一歩」とセットで5つ紹介します。難しい理論ではなく、どれも小さな習慣の話です。

目次

① ポジティブとネガティブの「5:1」

夫婦研究で有名なジョン・ゴットマン博士の観察研究では、安定した夫婦は会話の中のポジティブなやりとりがネガティブの約5倍あった、と報告されています。ケンカをゼロにするのではなく、「良いやりとりの総量」を増やすという発想です。

今夜の一歩:指摘やお願いを1つ言ったら、その日のうちに「ありがとう」「助かった」を5つ……は大変なので、まず1つ多めに言う、から。

② 関係を壊す「4つのサイン」を知っておく

同じくゴットマン博士の研究では、関係悪化を予測するやりとりとして「批判(人格への攻撃)」「侮辱」「自己弁護」「無視・逃避」の4つが挙げられています。ポイントは、不満を言うこと自体は問題ではなく、言い方が人格攻撃になると危険信号だということ。

今夜の一歩:「あなたはいつも○○」を「○○してくれると嬉しい」に言い換える。主語を相手から「してほしいこと」に変えるだけで、批判がお願いになります。

③ 感謝は「思う」より「口に出す」

感謝を言葉にして伝えることが、パートナー関係の満足度と関連する——という研究報告は複数あります。面白いのは、伝えた側の満足度も上がる傾向が見られること。「言わなくても分かっているはず」は、心理学的にはかなり分の悪い賭けです。

今夜の一歩:当たり前になっていること(ゴミ出し、送り迎え、毎日の食事)に、あえて1つ「ありがとう」を言う。

④ 打ち明けると、打ち明け返される(自己開示の返報性)

心理学では、自分の内面を開示されると相手も開示し返しやすくなることが知られています(自己開示の返報性)。「最近どう?」と聞くより、まず自分の話を少し打ち明けるほうが、相手の本音を引き出しやすいということです。デリケートな話題(夜の生活の希望など)ほど、この順番が効きます。

今夜の一歩:聞きたいことがあるなら、まず自分から同じ深さの話をひとつ。ふたりで動画を見る話で書いた「第三者の話として振る」のも、開示のハードルを下げる同じ工夫です。

⑤ 「新しいこと」を一緒にする

長年のカップルを対象にした研究では、ふたりで新奇な活動(初めての体験)を共有すると、関係満足度の向上と関連するという報告があります(自己拡張理論と呼ばれる考え方です)。マンネリの対策は「特別な何か」より「初めての何か」。散歩コースを変えるレベルでも構いません。

今夜の一歩:「今月ひとつ、ふたりとも初めてのことをする」と決める。新しいレシピ、行ったことのない銭湯、初めてのアイテム——大小は問いません。

まとめ(と、ひとつだけ注意)

5つに共通するのは「大きな解決より、小さな習慣」ということ。まず①の「ありがとうを1つ増やす」だけでも始める価値があります。

ひとつだけ注意を。これらは研究報告に基づく一般的な工夫であり、すべての夫婦に当てはまる保証はありません。関係の悩みが深刻な場合(会話が成立しない、心身に不調が出ているなど)は、ブログ記事ではなく夫婦カウンセリングなどの専門家を頼ってください。それは負けではなく、ちゃんとした選択肢のひとつです。

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※本記事は公表されている心理学研究の一般的な紹介であり、個別の関係改善・治療効果を保証するものではありません。

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